阪神百貨店

阪神梅田本店9階:宝飾品・時計・メガネ 「トキメキ☆ぷらす」

阪神梅田本店9階:宝飾品・時計・メガネ売場の担当者が綴るブログ。
装いにワンアイテムプラスして、トキメキの毎日を。

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2011.10.27 Thursday

メイド・イン・ジャパン

こんにちは。

なかのです。

今日は9階:メガネ売場から、かけると元気が出るような明るい
カラーリングのメガネフレームをご紹介いたします。


9階:メガネ売場には「291(ふくい)めがねファクトリー」という
コーナーがあります。
福井県産のメガネを集めたコーナーなのですが、
今はこんなにカラフル〜な感じになっています。



なぜ福井県産?と不思議に思われましたか?

実は、国産メガネフレームの多くが福井県で作られているのです。
シェアは90%以上
世界シェアでも約20%を占めています。


そして、こちらが今日の主役「増永眼鏡」KOKIシリーズ。
そのKOKIシリーズに女性用が初登場しました。

メガネフレーム
(税込)各42,000円


細めのプラスチックフレームはモダンな印象。
大きめのレンズシェイプは、視野が広く確保できます。
遠近両用にも良いですね。


サイドにはスワロフスキーがあしらわれています。



ベージュ系のプラスチックフレームは珍しいです。
透け感のある優しいカラーに仕上がっています。




実はこの「増永眼鏡」は、福井県でメガネ産業が始まるきっかけとなった  メーカーです。
今から100年以上前、日露戦争の頃と言っても想像がつきませんよね。
まだまだ各家庭には電気・ガス・水道は通っておらず、ほとんどの人が   和装だった頃でしょうか。
都会では近代化、工業化が始まる頃だと思います。

その頃メガネは舶来品で、富裕層だけが使うものだったようですが、
冬の福井県でもできる、村おこしになるような産業を探していた
増永五左エ門さんという人が、メガネ産業の未来に可能性を強く感じ、
1905年に「増永眼鏡」を創業したそうです。

今では福井県は「世界3大眼鏡産地」と言われるほどになりました。
メガネには、100年以上の年月をかけて進化してきた技術がつまっているんですね。

福井県でのメガネ作りはふつう、パーツや工程ごとに企業が分業していますが、「増永眼鏡」では約200もの工程を一貫して自社で行なっています。
パーツ同士の相性までチェックして完成するメガネは、プロポーションが  とても美しいです。


全工程一貫生産のこだわりは、細部にも見られます。
例えば”鼻あて”の部分ですが、

プラスチックフレームの場合、このような一体型のタイプが多く、
合わせにくいというお声をいただきます。




ですが、このフレームではチタン製のアームになっていて調整ができるので、お顔にしっくりとなじみます。







それから、グラデーションがとてもキレイなモデルがこちらです。


なかのの写真撮影の腕が、このブログの今後の課題でしょうか……。
申し訳ありません!!!


発色の美しさは、ぜひ店頭にてご覧ください!!!

小物の色づかいが楽しい この季節にぴったりのアイテムです。

みなさまのご来店を、お待ちいたしております。




※商品は、お取寄せになる場合がございます。ご了承くださいませ。


291めがねファクトリー
NEW MODE EYE WEAR
カラーコレクション
11月15日(火)まで

<お問合せ>
阪神梅田本店 9階:メガネ
06-6348-8694(直通)